ヨシガモの群れを11月16日に福田川水門付近で見かけた!

 例年1月を過ぎると、ヨシガモを日光川の日光大橋付近や河口の善太川との合流点付近やその上流部分で見かけていました。3月上旬まで見かけて、北帰行する前には日光川に並行する佐屋川にいることが多いのです。番いらしい中には、2羽で3月中旬までいるものもありました。その様子から北帰行できるか心配してしまうほどです。

 ・11月16日に福田川水門で見かけたヨシガモ

 

 いつ蟹江周辺に飛来して来るのか、前から疑問に思っていたのです。これまで日光川や善太川河口で見かけるようになるのは早くて12月末になってからでした。

これまで観察していて、カモたちが越冬しにくる渡りの行動はとても保守的で、例年同じ時期に同じ場所にやってくることを繰り返しているようなのです。それに家族単位で行動しているようです。

「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と溪谷社)では、ヨシガモの繁殖地は北海道からカラフト、沿海州、千島列島、カムチャッカ半島となっています。他のカモたちに較べると、日本に近いところが繁殖地のようです。そんなことからか、ヨシガモは割と遅く蟹江周辺に飛来するのだろうと推測していたのです。

 11月16日に日光川に連なる福田川の水門(蟹江と名古屋市を隔てる)に行ってみると、そこでヨシガモの群れを見かけました。15~16羽の群れでしたが、こんな早い時期にヨシガモを見かけるとは思ってもいませんでした。

  ・群れで泳ぐヨシガモ

 日光川に流れ込む福田川水門は普段は水門の扉が下げられていて、福田川に流れ込んでくるゴミなどが滞留している場所になっています。その水面上に橙色の大きな長いホースが浮べてあります。そこにオオバンやカワウと一緒にヨシガモがとまって休んでいました。私が福田川の土手を車で走らせていき、停まって写真を撮ろうとすると、そのホースのヨシガモたちは、水面に降りて私から反対側に泳いでいきます。そのカモがヨシガモだということはオスの色合いや羽の様子で分かりました。

 ・福田川の水門付近のペットボトルなどのゴミ

 数日後、その福田川水門から南側になる日光川の土手を歩きました。この土手はいつも歩く蟹江側の土手の東の対岸になる土手で、名古屋市港区に属します。その土手の先まで行って戻ってきて、その水門上の道路から福田川の水門を見ると、沢山のペットボトルやカバンなど沢山のゴミが浮かんでいました。水門が閉じられているので、ゴミが滞留しているのです。その時刻は3時半頃でした。

 ゴミが浮かんでいる場所の少し上に当たる水面上で、ヨシガモの群れが餌を採っていました。中にオオバンも二羽混じっていました。オオバンはプラスチック袋らしいものを咥えていました。ヨシガモもその水面上で何かを採っています。

 ・水面の餌を啄むヨシガモ

 ヨシガモは草食性で水に流れてくる植物などを食べる習性がありますが、こうしたプラスチックなどの化学製品を食べてしまう危険があります。それらを口に入れないでほしいと思ったものでした。恐らく早朝には、飛び立って近くの土手や田んぼで植物などを採食している筈ですが、3時半過ぎの夕方はそうした光景は見られませんでした。

(カモ科 ヨシガモ属)

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